東京学芸大学「学びと遊びの歴史」を翻刻!

コレクション: 学校教材発掘プロジェクト 3

小倉百人一首 - 翻刻

小倉百人一首 - ページ 52

ページ: 52

翻刻

【右丁】  淡路嶌   なく声にいかに   関  かよふちどりの ねざめぬすまの 守 関路千鳥といふ題の哥也題の心は 関のあたりに鳴千鳥を聞おもむき      源 なり歌の心は須磨の浦より淡路嶋 へかよふ千鳥のこゑはことのほかに ものあはれにかなしく聞ゆるがこの 千鳥のこゑに関守人はいく夜ねざ ■■■■と也播磨の国の          兼 すまのうらと淡路島はさしむかひ てちかき■也むかしこの須磨の浦       昌 に関がありしなり 【左丁】  秋風に棚引    もれ出る月の   雲のたえまより  影のさやけさ ■■■■■■■■   ■■■■■■■■■          左京     ■■■■かくれたる  秋風が■■■■              太夫 ■■■■■■■■■    もれいづる月の影は    ■■■■■■■■なること             ■■■■也     顕  げにかやうに見ゆる         ものなり           輔