東京学芸大学「学びと遊びの歴史」を翻刻!

コレクション: 学校教材発掘プロジェクト 3

小倉百人一首 - 翻刻

小倉百人一首 - ページ 6

ページ: 6

翻刻

【右丁上段】    空蝉(うつせみ) うつせみの  みをかへて    けるこのもとに   なほひとがらの       なつかしきかな    夕顔(ゆふがほ) よりてこそ   それかともみめ      たそかれに   ほの〳〵みつる     はなのふゆがほ    若紫(わかむらさき) てにつみて   いつしかもみん       むらさきの   ねにかよひける        のべのわかくさ    末摘花(すゑつむはな) なつかしき   いろともなしに       なにゝこの  すゑつむはなを   そでにふれけむ 【左丁上段】    紅葉賀(もみぢのが) ものおもふに   たちまふべくも      あらぬみの  そでうちふりし    こころしりきや    花宴(はなのえん) いづれとぞ   つゆのやどりを     わかんまに  こざゝがはらに    かぜもこそふけ    葵(あふひ) はかりなき   ちひろのそこの      みるぶさの  をひゆくすゑは     われのみぞみん    榊(さかき) かみがきは   しるしのすぎも      なきものを  いかにまがへて    をれるさかきぞ