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コレクション: STAGE1

熱海獨案内 全 - 翻刻

熱海獨案内 全 - ページ 18

ページ: 18

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 硫酸(りうさん)石灰(せきくわい)       〇、一九三〇  重炭酸(ぢうたんさん)石灰(せきくわい)     〇、〇〇四二  重炭酸(ぢうたんさん)化鉄(くわてつ)      〇、〇〇三一  珪酸(けいさん)          〇、〇一〇〇  第(だい)一|格魯兒(ころうる)満罨(まんがん) 痕跡(こんせき)  有機物(ゆうきぶつ)         痕跡(こんせき)  貌魯繆(ぶろうむ)剝篤叟母(ぼつとしゆむ)     同  貌魯繆(ぶろうむ)曹胃母(なとりゆむ)      同 総量(そうれう)一〇〇一〇三|瓦蘭(がらむ) ○主治(しゅぢ)効用(こうよう) 古来(こらい)諸家(しょか)の説(せつ)区々(まち〳〵)にして予(よ)の醫學(いがく)に通(つう)ぜざ る固(もと)より其(その)何(いづ)れに據(よ)るべきを知(し)らざれども今(いま)且(しば)らくドク トルホフマン氏(し)の説(せつ)に依(よ)れば此(この)温泉(おんせん)の主成分(しゅせいぶん)は食鹽(しょくゑん)にし て格魯兒(ころうる)剝篤叟母(ぼつとしゆむ)。格魯兒(ころうる)麻倔涅叟母(まくねしゆむ)を少(すこ)しく含(ふく)めり其他(そのた) の元素(げんそ)は甚(はなは)だ少分(せうぶん)にして敢(あへ)て効用(こうよう)をなすに足(た)らざれども 今(いま)曾(かつ)て久(ひさ)しく経験(けいけん)せし欧洲中(ようろっぱちう)の温泉(おんせん)の尤(もつと)も類似(により)たる者(もの)に 就(つ)き其(その)主治(しゅぢ)効用(こうよう)を示(しめ)さば少兒(せうに)の腺病(せんべう)及(およ)び之(これ)より生(せう)ずる諸(しょ) 症(せう)風湿(ふうしつ)及(およ)び慢性(まんせい)の痛風(つうふう)《割書:患者の堪べき熱度に従て力の及ふ的の高|度を要す大抵華氏の百四度列氏の三十三》 《割書:度ま|で也》炎性(ゑんせい)滲出(しんしゅつ)に於(おゐ)て其(その)炎(ゑん)既(すで)に退(しりぞ)くの後(のち)滲出(しんしゅつ)物(もつ)の吸収(きうしゆう)を催(さい) 進(しん)す脈管(みやくくわん)外(ぐわい)水液(すいゑき)漏出(ろしゅつ)及(およ)び通常(つうぜう)の水腫(すいしゅ)に於(おゐ)て又(また)吸収(きしゆう)を催進(さいしん) するの効(こふ)あり脚氣(かつけ)の水腫(すいしゅ)を兼(かね)る者(もの)。皮膚(ひふ)の神経痛等(しんけいつうとう)は皆(みな)こ の泉(ゆ)に浴(よく)すべし又(また)慢性(まんせい)胃傷風(いせうふう)及ひ慢性(まんせい)下痢(げり)。慢性(まんせい)の咽喉(いんこう)及 び氣管支傷風(きくわんしせうふう)。慢性(まんせい)膀胱(ぼうこう)傷風(せうふう)。慢性膣(まんせいちつ)及び子宮傷風(しきうせうふう)《割書:浴法及び陰|門注射法を》