翻刻
【右丁上段】
あくだまおどり
てさきかるく こゝろへの事
ふは〳〵と はしめはとんびなり
する づのことくなるべし
きどり
よし つまさきにてとび
いづる也
とんび
とばざるときは てさきしやんとすべし
つまさきにて
すり
あゆむ也
つまさきにて
からす あゆみいづる
そのきどり
あるべし
【右丁下段】
あくだまはあつがりにて
こしらへづのごとくに
くわんぜよりをつけ
こゝより折くわい中
すべし
【おおきな丸の中に】
悪
うらのくわんぜ
よりを
くわへおとるべし
しやうめんよりみる
ときはうちわ小く
なるべし
【左丁】
あくだまおどり
《割書:チリチン|〳〵》とん《割書:ウ》び《割書:イ|ヽヽ》から《割書:ア》す《割書:ウヽ》に《割書:イヽ》なら《割書:アヽ》る《割書:ウ》る《割書:ウヽ》なら《割書:アヽ》ばとん《割書:ウヽ》で《割書:ヱ》ゆきた《割書:ア》や
ぬしの《割書:ヲ》そ《割書:ヲ》ば《割書:チリチン〳〵トツヽルテンツテツンツヽツンチリチツヽンチヤン。|チヤン〳〵〳〵チリチツヽンチリ〳〵チンツル〳〵ツンチリチン〳〵》
ぬし《割書:イ》と《割書:ヲヽ》ふた《割書:ア》り《割書:イ》で《割書:ヱヽ》くら《割書:ア》す《割書:ウヽ》な《割書:ア》ら《割書:アヽ》さけで《割書:ヱヽ》くろふも《割書:ヲ》おき《割書:イ》なが《割書:ア》し
《割書:チリチン〳〵トツヽルテンツテツンツヽンチリチツヽンチヤン。|チヤン〳〵〳〵チリチツヽンチリ〳〵チンツル〳〵ツンチリチン〳〵》なべかまへつつい
《割書:チリ|チツヽン》どふこやくはんにすりばちか《割書:ツル〳〵|ツン》すりこぎかついでにおやじも
《割書:チヽチリ|チン〳〵〳〵》そへ《割書:ヱヽ》じや《割書:ア》わいな《割書:ア》あゝ《割書:アヽよいトコ| トントン〳〵》あゝ《割書:アヽ| ア》めつたにでまかせ
あしまかせでん八おせうはくもをやみ【注】いさみちらしていそぎゆく《割書:終》
【注 雲を闇=雲を闇の中でつかむようなたよりのないこと。】