翻刻!地震・災害史料

コレクション: NDL地震・火山

俗語之種. [4] - 翻刻

俗語之種. [4] - ページ 13

ページ: 13

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へきや夕には花の林に遊ふか如く歓楽を 恣にし数万のともし火白昼を欺き群交 所せましと市中に衆?満し毒龍鬼神と いへともなとか笑を含さらんや満足栄花を 眼たゝくまにくつかへし或は倒れ或は 潰れ夫妻兄弟父母子孫圧死するあり 焼死あり枕を並へ数万の人〳〵夢中の 夢のはかなき最期拙き筆にはしるし かたし中には五十里百里を隔て十人連立 二十人うち連立て参詣し我等一人残りし とてさだめて指折日をかそへ国にて親 族待居給ひけふや帰る翌や機嫌よく 帰るへしと親を待子を待事我か身の うへに引くらべさこそとおもひあはするを 今われ一人助かりしとて何面目に帰 国して斯とて是を告知らすへき去迚 我身覚語【悟ノ誤字カ】を極め今爰に自害せは 誰ありてか国にしらすへきとて身を なけふして心苦の歎きいふも語るもまる はだか徐く助り危を遁れいでたる事