翻刻!地震・災害史料

コレクション: NDL地震・火山

俗語之種. [4] - 翻刻

俗語之種. [4] - ページ 15

ページ: 15

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聞の大災を受る時節にいたりてはやるも 返すも心底なり実に誠欲を離れし 正銘正法世に他人なきしんじつ是実に 願はしき次第なり斯てもはてしなけれは とて泣〳〵別れ西に行東に行けと国に 帰りて親たちに何とて言訳すへしとて 又行兼て地にひれふし今宵の泊りは いかゝせん明日の道連いかゞはせんと無回?斗 身を案しつゞ狼狽歎き別れける ○案するに如斯大に震ふとき    中に釣提あるもの社【こそ】    心安きはあらさあるへきを  善光寺御堂左右に有ける   大鐘を震ひ落したる事を  後にも猶驚怖すへしかゝる   重きものゝさかさまに  ならすんは落つ事は有   へからすと其大なるを爰にしるす