翻刻!九州大学の書物たち

コレクション: 漂流記コレクション

島原漂流人太吉物語 - 翻刻

島原漂流人太吉物語 - ページ 4

ページ: 4

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【右側】 追々文のはしに尋ねこして書加ふへき事も 有り先此聞書にて国々の模様はよく知れ侍る 心覚へに切れ筆にて書とめぬれは見わけかたき 所も多かりなん   弘化三午年五月     長閑斎 【左側】 天保丑年摂州兵庫中村屋伊右衛門舟千三 百石積廿八反帆船頭善助と申此水主に相雇はれ 綿塩砂糖酒線香積入陸奥南部下り十三人 乗南部みやこと申所へ心さし丑八月下旬兵庫 湊を出帆しけるに九月中比総州浦川御番所 にて御改を受翌日出帆折から風強く吹出し 帆も吹破り道具も損し用立難きほとの