翻刻
【右側】
一此所の産物蘇木山より切出し参るを引受
商する家三軒順番を立廻り〳〵三軒にて
引受する也株也天気快晴に成蘇枋出る日
は千駄二三百駄千五百駄位迄出る日あり其節
掛調への斤量掛様は一量に二千斤も掛る也
大なる柱三本立上には重ナンバを掛け夫にて引上る
斤量の棹鉄六尺位の角棒に斤目安角立し
【左側】
所にもり付あり其鉄棒目安あり角なる所を
上にして斤量子の紐懸りも鉄くさり也紐の上に
鍵あり其鍵を蘇枋斤目有所へ通し調る也
斯て斤量一ッ所に相構朝五ッ時分ゟ手もと見
ゆる迄千五百駄迄の斤数掛調へとゝのふ也
一交易入込の品蘇枋交易はとも角此国の白銀
交易なしに出する事停止有之数弐百迄は御免