翻刻!九州大学の書物たち

コレクション: 漂流記コレクション

島原漂流人太吉物語 - 翻刻

島原漂流人太吉物語 - ページ 39

ページ: 39

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【右側】  それを中に並へ置客人達は両側へ曲録様の  一人かゝりの小床をすへ一人〳〵つゝ是に掛る扨食  用給物は並へ置たる床の上に数限りなく大造  取並へ皆丼蓋物計也肉類数々拵へ様にて  幾品も品替り望の品手近になけれは給仕  人蓋を取見せ又望の品客人の前に持来る客人  左にまなはし様の物二本持右に庖丁を持望の肉 【左側】  なと箸にてはさみ庖丁にて是を切喰ふ  喰時庖丁の先に肉をのせ喰ふその故か箸庖丁  共に一処〳〵に給仕人立廻りて庖丁箸をよく洗  ひ清らかにして又その客にさし出す朝夕食事  の時も同様也 一此マサタラン大小家三百軒の浦里也剛家は一丁  に家一軒又一丁に家二軒立位の大家段々あり