翻刻!九州大学の書物たち

コレクション: 漂流記コレクション

島原漂流人太吉物語 - 翻刻

島原漂流人太吉物語 - ページ 44

ページ: 44

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【右側】 一商事咄なとする時は双方腰かけ咄合する也 一段々立入たる談合事の体の咄合には二人べつ  たりとひつ付日本にてお先筒持のやうに寄添  足を早め道を行戻りしなからの咄也 一店方我国のことく店先に売物を出さす内は  土間也日本の上り口敷居替りに巾弐尺計りの  小床を長く並へ買人外に居る売人内に居る 【左側】  売物は向へ戸棚に入品物数々立なから見へる  様にして戸棚に入前は硝子障子を立る 一食事又客の時の蝋イギリスゟ上陸来 一外国にて鶴雁不見青首真鴨不見小鴨計り  居る燕外国にて不見唐人国には燕見る  此鳥日本の通りいつかたゟ来るか春来る也 一外国にて出張役人に帯剱なし下役の向提剱