翻刻!地震・災害史料

コレクション: NDL地震・火山

鶯宿雑記. 巻199-200 - 翻刻

鶯宿雑記. 巻199-200 - ページ 40

ページ: 40

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 をうるをよしとす種まきて後日照れハ生せすしきりに水をそゝく  へし種子をうゆるハいまた植さる前に地を堀返熟耕し  うねおもてを平直にして塊を細かに砕き慢種するには  糞を慢散して乾し粗其上を浅く耕すか如くにして  種をうふ漫種せすして溝種するにハすちを浅くほりて  其溝に糞を敷然して後植てよしいつれも種に糞土  をませてうゆ或物によりて其上に少土をおほふへし種を  まきて生しかたき物は盆に細土を入て植へし土を多くお  ほふへからす生長して後移し栽へし実の細かなる物ハ土を少し  もおほふへからす種をまく所のまハりに草木なきかよし 一挾枝とり木の法樹さし木をするにハ正月の末尤よし二月も又    可也物によりて萌芽の遅く出る木ハ三月もよしめたちの前  よし先肥土を和らかに細がにして畦をなすへし或ハ田土赤土  のねはきハ尤よし凡こえてねはき土の少湿有所よし小石  と土くれをさるへし水をかけて地をさため木の芽初て生せん  とする時梢の肥てうるハしき小枝を長さ一尺余に切て本  末を馬の耳のことく片そきにそきて先別の小枝をもつて  土をさす事さゝんとする枝の半分過さして其跡にさすへし  其後土を置まハりをかたくつくへし毎穴相去事一尺  はかり上に棚をかけこもをおきて日を覆へし又折塩【樹陰?】にも  さすへし日にあたるをいむさして後四五日に一度必ず水を注くへし  一月の後はまれに水をそゝくも害なし冬ハ霜覆をすへし