翻刻!地震・災害史料

コレクション: NDL地震・火山

鶯宿雑記. 巻199-200 - 翻刻

鶯宿雑記. 巻199-200 - ページ 41

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 長するを待て移し栽へし又二月の雨降とき萬の木の枝  をさせは生す又二月上旬に諸の菓木等の枝を芋か  大根蕪にさして地に埋めハ生す子をうふるにまされり 一樹の枝をさす法枝のもとを馬耳のことくそきて白斂  の末と黒土とをすり合せそきたる処にぬりてさすへし  先下に石を敷其上に土を置さして後まハりを土二て  つき立へし必活く凡そさし木ハふか深く土中に入へし土より  上の枝長けれハ生しかたし土より上を短くすへし枝葉多  けれハあし也樹枝をさすに枝のきハにこぶのことくなる所あり  其所を用てきりてさせは其こふより根出て必活く梅【桜?】  にことに多しかやうにすれハ梅もさしてよく活く 一さし木の土拵やう赤土黒土沙焼酒の粕右等分に和  合し水にてこねて是にさし三四日に一度水をそゝくへし  早く根生す又木をさすに三月上旬菓木の直成よき枝  手の大指の大さの如く成を長さ五寸斗に切て芋頭に  さして土にうゆ或ハ大きなる蕪の根にさすもよし又春花  半開く時枝を切て大根にさして土を花盆の内にみてゝ是  をうへ時々水を澆花過れハ別根生す 一壓條ハ本樹の下枝の土に近きを半分切て引たわめ木  風釣子をかけ置其枝の高下に随て肥土をよせ其枝  上にも土を五指のふかさほとかけ枝の本の半分にハ土を  かけ末のかた半分にハ土をかけすしてあらはし置へし肥水を