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則つく又法ひとへのほたんの根上二寸斗枝にうへより切よき小
刀にて半分そきさりよきほたんの若き枝にめたち出
へき所三五あるを一枝是又半分をそき去右の臺と
一に結合せ麻にてかたくからけ泥を以て麻の上をぬり外
にハ瓦を二たて合せかこミ其内に土をうつミ来年に至り
て瓦をさりこもを以てつゝむへし是牡丹をつぐ法也
又牡丹冬ハ菰を以ておほふへし冬至の前後生乳粉と
硫黄とを末にし根を堀ひらきてまハりに置へし来春
花盛也栽る時ハ白斂の末を土にませてよし虫くはず
虫くひたる穴にハ硫黄の末を椙の木を釘のことく削てさし
置へし虫死す穴ある所より折て虫を取へし地肥たる所
ならハ糞を置へからす又油かす抔置へからす麝香桐油漆気
なとを嫌ふ根のまハりに草あることをいむ又まはりを踏へからす
又つぐにハ八月社日後重陽の前よし植るにハふる土を
さりあたらしき細土を用ゆ一枝より数花生するハ小を
えらひてさり只一二花をとゝむ花落てはやかて其茎を
切去て子をむすばしむる事勿れ老安きをおそる
ひとへの牡丹の臺に千葉の牡丹を継へし又曰根下白斂
の末をつけて虫を去虫穴の中に硫黄を入れハ虫を
殺すいかのこふを其葉にはさみ必枯る竹木を植る
にハいつれも古土を付てよし只牡丹ハ古土をとゝむへから
す秋冬の間肥土を用ひて根のまハりの宿土にかへて
【参考:洛陽牡丹記】