翻刻!地震・災害史料

コレクション: NDL地震・火山

鶯宿雑記. 巻199-200 - 翻刻

鶯宿雑記. 巻199-200 - ページ 45

ページ: 45

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 よし如斯すれハ来春花多くして盛也芍薬も同し 一牡丹の実を植る法先五六月の間兼て日かけの肥たる地  を拵へ置七月已後能牡丹の実熟してからのさけんと  する時取て地に早くまくしけく蒔へし実を取て日  をへたて蒔へからす実かはきて黒く成たるを蒔ハ百  一も生せす蒔て後時々水をそゝくへし糞をいむ  又和俗の説に九月に地上に牡丹子を二つならへ置其  上にかはらけを一つ覆へしいくらもか様にすへし来春  白根出芽生する時かはらけを去へし十に八九ハ必す  生す又七月初の頃実の熟したる時取即直に蒔へし  一粒ツヽならへて其上に大きなる蛤のからをおほひ置二月    の中頃はまくりのからを去へし蚫のからもよし春つほミの  付たる時始より目きゝして十の内三四ハ花開かさるあり  夫をはやくつミ去へし残れる花の勢力をうはハすして  よし芍薬もおなし牡丹の莟多く付たる時其中の  かしけたるを去るにハつほミの上の方を半切去へし  つほミを全く切へからす精気のほらす大網とす其  うち品色多くして数百種あり 一つゝしのさし様林下の木のはのくさりたる処の肥土を取て細末  しふるひにてふるひつゝしの枝を三四寸程にきりて右の  土にさすへししば〳〵水をそゝぐべし日覆し或ハ日影に  さす必活く又田土を用て日かけにさすも可也五月雨の