翻刻!地震・災害史料

コレクション: NDL地震・火山

鶯宿雑記. 巻199-200 - 翻刻

鶯宿雑記. 巻199-200 - ページ 46

ページ: 46

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 中に日影にさすへし八月に日かけにさせハ必活く来春芽  を生す又新芽の長してのひたる時よし  又当年の新枝を短く切てさすへし節気の遅速に依  て五月の半或は下旬六月上旬なるへしふる枝あし也 一白芨紫と白と一所に植れハ白ハ枯るゝ別所に植へし  秋の頃分ち植へし小便をそゝくへし陰地を嫌はす  樹下にもよし一所に多く植てよし 一石竹去年うへし古根よりする生するハ三四月に花開き古根  三年に至れハ栄えす多くハ枯る年々蒔てよし種を  まくにハ二三月の頃和らか成地に砂に寄てうすく蒔  へし苗茂くハはぶき去へし肥の上にまけハ生す唯  やはらか成熟土に蒔へし後に移し植へし春種を蒔ハその  年に花ひらく但し春蒔ハ苗生して多く蠹食す  六月の末七八月に蒔ハ蠹なき故長し安しそれは来年  三四月に花ひらく凡石竹ハ実のりて後茎のいまた枯  さる時に刈されハ其根かれす若茎枯ハ根も又多くは  かるゝ故に早く刈へし刈て後苗生せは十二月の頃又刈  去へし来春の苗盛也毎年必根を分て改うゆへし茂  生す春より毎月まけハ秋の末まて花たへすこやしハ  泥水小便なとよろし春苗長してみたれやすし籬を  ゆひてはやく扶立てすへし遅けれハ茎花乱雑なり  盆にうふるもよし