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中に日影にさすへし八月に日かけにさせハ必活く来春芽
を生す又新芽の長してのひたる時よし
又当年の新枝を短く切てさすへし節気の遅速に依
て五月の半或は下旬六月上旬なるへしふる枝あし也
一白芨紫と白と一所に植れハ白ハ枯るゝ別所に植へし
秋の頃分ち植へし小便をそゝくへし陰地を嫌はす
樹下にもよし一所に多く植てよし
一石竹去年うへし古根よりする生するハ三四月に花開き古根
三年に至れハ栄えす多くハ枯る年々蒔てよし種を
まくにハ二三月の頃和らか成地に砂に寄てうすく蒔
へし苗茂くハはぶき去へし肥の上にまけハ生す唯
やはらか成熟土に蒔へし後に移し植へし春種を蒔ハその
年に花ひらく但し春蒔ハ苗生して多く蠹食す
六月の末七八月に蒔ハ蠹なき故長し安しそれは来年
三四月に花ひらく凡石竹ハ実のりて後茎のいまた枯
さる時に刈されハ其根かれす若茎枯ハ根も又多くは
かるゝ故に早く刈へし刈て後苗生せは十二月の頃又刈
去へし来春の苗盛也毎年必根を分て改うゆへし茂
生す春より毎月まけハ秋の末まて花たへすこやしハ
泥水小便なとよろし春苗長してみたれやすし籬を
ゆひてはやく扶立てすへし遅けれハ茎花乱雑なり
盆にうふるもよし