翻刻!地震・災害史料

コレクション: NDL地震・火山

鶯宿雑記. 巻199-200 - 翻刻

鶯宿雑記. 巻199-200 - ページ 47

ページ: 47

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一芍薬を植るにハ八月に根をおこし土をさり竹刀二てわり  細根をやふる事なかれよくありつきて後人糞を澆  ハ来春花盛也三年に一度分つへし又十一ニ月に鶏  糞に土を加て培へし花のとき筿竹を立て扶くへし  傾き倒るゝか為也雨ふらハ簾を以て覆へし花速かに  落す花落て後茎を切去て元気を根にかへらしむへし 一芍薬春は糞を置へからす又霜ふらんとする前にて糞  にひたりたるわらを上にかくれハ霜に痛ます茎多きハ  痩たる故也肥れハ茎少し茎多きハはやく切去て減  すへし花多し又花繁くハつミ去へし不然ハ花よからす  花下の小枝を多くつミ去へし精力を分つへからす花  落て後細刀にて茎を切へし如此すれハ根に精気早く  収まりて来年栄へ花さく花過て茎をねちてまけ  置へし芍薬ハ甚湿をいむ又鉄をいむ茎を切には  鉄を用へからす根まハりを掘に鍬の根に当たらさるかよし 一石楠花肥る事を好む糞を澆へし実を結ハざる  にハ木の股或ハ根に石を置へしさす法直なる枝指  の大さの如くを長一尺斗に切下二寸をやき穴をふ  かくつきてさすへし枝の頭を二寸程出してさして後  水を澆へし 一百合二月にうゆ蒜を種【植カ】ることくすへし鶏糞宜し  居家必用云うゆる時行をなしならへうふへし糞を