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一芍薬を植るにハ八月に根をおこし土をさり竹刀二てわり
細根をやふる事なかれよくありつきて後人糞を澆
ハ来春花盛也三年に一度分つへし又十一ニ月に鶏
糞に土を加て培へし花のとき筿竹を立て扶くへし
傾き倒るゝか為也雨ふらハ簾を以て覆へし花速かに
落す花落て後茎を切去て元気を根にかへらしむへし
一芍薬春は糞を置へからす又霜ふらんとする前にて糞
にひたりたるわらを上にかくれハ霜に痛ます茎多きハ
痩たる故也肥れハ茎少し茎多きハはやく切去て減
すへし花多し又花繁くハつミ去へし不然ハ花よからす
花下の小枝を多くつミ去へし精力を分つへからす花
落て後細刀にて茎を切へし如此すれハ根に精気早く
収まりて来年栄へ花さく花過て茎をねちてまけ
置へし芍薬ハ甚湿をいむ又鉄をいむ茎を切には
鉄を用へからす根まハりを掘に鍬の根に当たらさるかよし
一石楠花肥る事を好む糞を澆へし実を結ハざる
にハ木の股或ハ根に石を置へしさす法直なる枝指
の大さの如くを長一尺斗に切下二寸をやき穴をふ
かくつきてさすへし枝の頭を二寸程出してさして後
水を澆へし
一百合二月にうゆ蒜を種【植カ】ることくすへし鶏糞宜し
居家必用云うゆる時行をなしならへうふへし糞を