← 前のページ
ページ 48 / 114
次のページ →
翻刻
置水を澆へし五寸に一科後にしげくハ別畦に移し
うふへし乾かハ水をそゝく三年の後大さ盞のことし年々
つゐてをなしてうふへし絶しむへからす毎_レ坑ふかさ五六寸子
を取てうふるもよし四辺の草をさるへし或ハ三年に一度
堀出し所を替てよし緋百合なと年々土を替て改植へし
然らされハきゆるひゆりの種をまく法地をかたくして其上に
実をしき上に土をおほふへからす土をおほへハ生せす風の吹
散さんことを恐れハ上にわらをおほふへし凡此類の実
をうゆる法皆是におなし
一前に秋羅嵯峨の仙翁寺ゟ出たる故に名くといふ秋
花咲がんひよりまされり此品類も又近年多し世人
賞す毎年土をかへて改植へし然らすハ栄へす消安し日影を
好ミ糞を恐る肥土にて塩水を澆くへし鶏糞にて
こやすへし又樹下に植てよろし小便をそゝくへし
一秋海棠子をうへて糞をかくれハ当年に花咲宿根ゟ
生するハ茎大也うゆるに毎本折さる事一尺斗成へし
又陰所によろし一たひ日をミれハ色則変す
一鶏頭華小枝をつミ去て木すえの一花を残すへし
秋後花漸大也冬に至るまて久に耐る物なり
一菊にハ六月前に糞を置へからす六月に一度根廻りを
堀て雨の前に糞を置へし七月に一度雨の前に
糞を置へし雨のまえに前に置ハ根によくしミ通る糞を