翻刻!地震・災害史料

コレクション: NDL地震・火山

鶯宿雑記. 巻199-200 - 翻刻

鶯宿雑記. 巻199-200 - ページ 50

ページ: 50

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 日にあつる事なかれ毎朝水をかけ晩にもそゝくへし曇  たる日ハ水を澆くへからす苗の心はへ出たる時日覆を去へし  先半糞の水又肥水を用ひて澆_レ之葉の上に糞を  澆らへからすあと井戸の水をましゆへからす井水ニても河水  にても純水を用へし四にハ登_レ盆 ̄ニ立夏の時分苗五  六寸許なる時盆に上すへし其前数日水を澆くへからす  則苗堅老にして在 ̄テ_レ盆 ̄ニ可_二以耐_一_レ日根土を必広大に掘へ  し猟【臘?】前こしらへたる糞土を培へし陰晴を見て水を  澆くに増減すへし葉生して後肥水を澆くへし久雨には  猟土を以てうるおすへし植やう浅けれハ日にいたむ深けれハ  水にいたむ凡そ菊の根上にうきやすし故に常に土を覆へし  五にハ理緝菊一尺斗成とき長をしめんと思ハヽ脇枝  を去へし短からしめんと思ハヽ其正枝を去へし花の枝ハ  其大小を見て残すへし大者ハ四五蘂次ハ七八又其次は  十餘小者ハ廿余蘂寒菊ハ一もとにして千花あり去へから  す六にハ護養菊やう〳〵長する時竹を立てゆひ付風ニ  揺さしむへからす菊のかたハしに蟻多くハどふかめのからをそば  に置ハ蟻必其鼇甲に集るを他所に移すへし夏至  の前後菊虎とて黒色なる虫晴暖成時飛出て  苗を損ふ出る時を待て除くへし菊すいの傷りし処  手にて少しつゝ打て其毒を去へし秋後に又虫生す多く  しけりやすき新菊を廻りに植へし凡菊ハ香ある故に