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日にあつる事なかれ毎朝水をかけ晩にもそゝくへし曇
たる日ハ水を澆くへからす苗の心はへ出たる時日覆を去へし
先半糞の水又肥水を用ひて澆_レ之葉の上に糞を
澆らへからすあと井戸の水をましゆへからす井水ニても河水
にても純水を用へし四にハ登_レ盆 ̄ニ立夏の時分苗五
六寸許なる時盆に上すへし其前数日水を澆くへからす
則苗堅老にして在 ̄テ_レ盆 ̄ニ可_二以耐_一_レ日根土を必広大に掘へ
し猟【臘?】前こしらへたる糞土を培へし陰晴を見て水を
澆くに増減すへし葉生して後肥水を澆くへし久雨には
猟土を以てうるおすへし植やう浅けれハ日にいたむ深けれハ
水にいたむ凡そ菊の根上にうきやすし故に常に土を覆へし
五にハ理緝菊一尺斗成とき長をしめんと思ハヽ脇枝
を去へし短からしめんと思ハヽ其正枝を去へし花の枝ハ
其大小を見て残すへし大者ハ四五蘂次ハ七八又其次は
十餘小者ハ廿余蘂寒菊ハ一もとにして千花あり去へから
す六にハ護養菊やう〳〵長する時竹を立てゆひ付風ニ
揺さしむへからす菊のかたハしに蟻多くハどふかめのからをそば
に置ハ蟻必其鼇甲に集るを他所に移すへし夏至
の前後菊虎とて黒色なる虫晴暖成時飛出て
苗を損ふ出る時を待て除くへし菊すいの傷りし処
手にて少しつゝ打て其毒を去へし秋後に又虫生す多く
しけりやすき新菊を廻りに植へし凡菊ハ香ある故に