翻刻!地震・災害史料

コレクション: NDL地震・火山

鶯宿雑記. 巻199-200 - 翻刻

鶯宿雑記. 巻199-200 - ページ 51

ページ: 51

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 蟻上て糞をして虫を生す虫長し蟻食へハ菊長せす  此虫白虱のことししゆろ箒を作りて取へし蟻糞の跡  に青色にて菊の葉の色のことく成虫あり葉の底上ニ  生す半月ハ上にあり半月ハ下にあり又きくを植るには  去年のふる土をいむ若旧地に植ハ上土三寸を去て他土ヲ  置へし菊根ハ土皮にはひこりて深く入らす故に土をふ  かくほりやハらかにする事悪しふかく堀て土やはらかなれハ  水をたもたすして枯れやすし又糞気も底へもれてあし也【?】  只地上より三寸の間を和かにして植へし凡花草ハ皆湿を  嫌ふこと更菊ほたん甚し又春苗尺斗の時其顛を  つミ去数日にして両枝分れ土又つミさることに又出来る  秋に至て一本より出る枝甚多し人力【?】つとめ土又膏沃  花又落て変す三月菊苗を分ち植んとする地の旧土  を四五寸除て正月より乾し置たる新土を旧土より少し高く  置て苗を植日おほひをし苗もし早く長せハ一度つミ  折猶長し過ハふたゝひつミ折若苗甚かしけハ白水と  小便と等分にませたる水をかくるかじけさるにハ不用  秋の節に入て白水小便等分の水を二三日ことにしは〳〵  澆き他の糞を不用つほミ付て後ハ小便を減し米泔  二分小便一分を合す不然ハ根より生する子苗いたむ  花のひらく時まて右の水を用れハ花の勢盛也また  菊を植るにハ黒土よし田土 河(本ノ)つ(マヽ)土をましへよく日にほし