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細かに打くたき末してよしかねてより糞を小便にて和
し薄くして別の土にかけ其上にふるむしろをおほひ
くさらかして後日にほしこまかにくたき梅雨の後少
しツヽ菊の根に置へし五月より八九月のころ迄二三
度右の土を置へし多きハあし也【?】五月より前に糞を置
ハいたむ根むしと節虫とを去へし節虫の去やう
虫あり所の茎を半削去て竹をわり少にして茎の
うちにある虫を殺すへし削りたる処はやがていゑしゝ
出来るもの也但し枝をそたつるハ根のかたに近き所
よりはやくそたつへし梢の方にて枝多く付てハ茎の
精気よはくして花よからす精気盛なるハ五枚まてハよし
一松雨を見かけてうゆへし雨前に栽れハ活やすし春分の前
秋分の後土をおひ雨に先たつてうゆれハ多くハ活く
盆松を養ふ法春めたちを折る時節ハ松の芽出る時
みとりの本一分程おき折てつむへし後に生する芽を
そだつへし夏のはげしきひにあつへからへからす秋の頃葉のひ
たるハ葉をつミさるへし冬寒き時ハ毎日少し水を
かくるされとも雪雨降ときハ土のしめりある故二日三日
にも水を澆くへし春夏ハ四日五日にそゝく餘り水
過れハいたむ少ツヽ澆くへし葉に青く小さき虫付やす
し心かけて是を取へししけれる松の下成木ハいたむ
一枸杞からやまと二種ありからをよしとすうへて籬とす