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一公方様御首途事 一矢たはねの事
一頭を鞍のとつ付に付事 一同頭可懸御目事
軍陣聞書
出陣幷帰陣時祝者次第酌以下事
【上図】
七も 五も
かちくり よろこふ
五も 三も 前
出陣之時 へいかう 三
打あはひ《割書:五本も|三本も》
【下図】
蚫《割書:五本も|三本も》 五も
よろこふ
三も
帰陣之時 へいかう 前
七も
かちくり
五も
一肴をハかんなかけの上にめゝか つ(くか)【注記】におしきにすゆる也へいかうハめゝ
かくに折敷にハはすへぬ也其外三種をハ折敷に居へき也三度呑
くふ也出る時ハ先一番に蚫の広き方の先より中程迄口を付て尾の
方ゟ広き方へ少くひて酒を呑へし其次二献めにかち栗を一ツ
喰て酒を呑へき也其次三献めにこふの両方のはしを切のけて
中を喰て酒を可呑也毎度軍配の的ハ蚫かち栗こふ此三色
たるへき也我家にして軍配を祝ふにハしゆてんの九間にて南向
て祝也家の造り様によりて南へ向難くハ東へも向へき也
東南ハ陽の方也其謂也
一酌すへき様の事一人してすへし初献ハそひ〳〵はひと三度入てさて
二献のハそひと一度入て左へまハりてくわへて又そひはひと二度
入也三献めハそひそひはひと三度入る也以上九度也盃を人
にのませぬ也祝ひてやかて肴をくつしてあけへし酌ハ諸膝を