翻刻!地震・災害史料

コレクション: NDL地震・火山

鶯宿雑記. 巻199-200 - 翻刻

鶯宿雑記. 巻199-200 - ページ 62

ページ: 62

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一侍大将なとさす幡半幡共云也又射手幡共云也布二の也  長サハ六尺也是も三ツに折て上一の内に折めのきハへさけて紋を書  へし是も紋の上に佛神を勧請申也此時ハ幡竿の長さ一丈  二尺にもする也吉日吉時を撰ミ東南陽の方へ向てすへき也 一幡をしたつる時ハ同日仕立る也裁【建の誤カ】時ハ柳のかき板に幡の布を  置て其上に張弓を置弓を左へ弦を右になしてうら筈を  先へなして置て腰刀ニて弓と弦とのあはひよりさきへ成て建る也  たつ時ハ九字の文摩利支天の眞言を唱へし印あり 一幡の縫様の事初きたるやうに左を前へ打ちかへて幡の上より下へ縫  也先一通り先へ縫へし針をかへして跡へ縫はぬ事也先へ縫て能  留て置へし又已前の如く上より下へ又一通り二通りならへて縫也  幡の下へ成方を幡の足と云也陽の方へ向て馬の年の男糸をも  えり縫もする也本命星破軍星謂也 一幡篙の事根ほり竹を可用惣の長さ一丈六尺根ほりの名をハのそく  節ハてう也切勝々々とかそふる也篙の一二の節【よの誤カ。節の意味と読んだのかも】を一とをして  上より手一束ハ置て穴を明て其穴へ黒革をくけて二に取て  つほの方三ふせを計穴へ可出そのつほをハ花くりと云也花  くりに幡を付る也幡付の緒共云也つほの残の革にて一上の  節の切目にとうほう結をして置也とうほう前に可向又さ  ほのすゑ一尺二寸斗黒革にてくゝむ事有畧儀也 一幡付の緒を通す穴より竹のよの中へ五大尊の種字と摩  利支天の眞言を■【かさ】て納る也かへて