翻刻!地震・災害史料

コレクション: NDL地震・火山

鶯宿雑記. 巻199-200 - 翻刻

鶯宿雑記. 巻199-200 - ページ 65

ページ: 65

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 をいふ也惣して漆にて藤の上をぬる事略儀也 一武田小笠原両家に限りて弓の拵やう替也 一しきの弓の弦ハ巻弦也ぬりやう巻弦とハ常の弦の上をゝにて太  刀の柄巻如くちかひて巻をせき弦といふ也又一方へ能巻事も有  夫を巻弦と云也それは略儀也巻弦をハ先能々射ならして後巻て塗也 一弦巻ハえひらの脇皮に付て刀の鞘へ引通して矢をおふ也弦巻の  付やう口伝有大小ハ好によるへき也中の丸さハ刀の鞘へくつ〳〵と通る  程に拵へき也弦巻をはむかしハわらすへにてもしたる也近年  つゝらにてするを被用也何にてするか本とハ不定也 一弓の鳥打といふ事子細有なゝし鳥を打殺したるたると也なゝし鳥とハ  雉子のおん鳥の事也 一矢ほろの事十六矢ハ二はたはり也廿矢廿五矢にハ二はたはりに  わりのを可入打たれハ一尺二寸也たかはかりの定めうつたれ一尺  二寸の分をハぬうましき也但わりのゝ分をハかた〳〵へ縫付へし  すそのくゝりの分斗也矢にかゝる分の長さ打たれをのけ  て矢つかの長さにする也矢にあてかいて拵へし但廿矢廿五矢  の時ハ矢のはつの方広く有間みしかくつまりて見ゆ也  少しハ長くして矢にかゝりてゆる〳〵と見よき程にすへし打たれ  の分をハくミにて女結ひに結て五分斗かしらのきハにて  引しめしめてさす一の矢にからミてとむへしうち打たれのきははかりをハ  黒革と赤革と合せて赤革を下に重る女結にして切也  又我家の紋を付る時ハ打たれにても羽の通りにても可付又引両