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一鳴弦の事男子の時ハ引目の数の如く三二三と以上八也宵夜中
暁三度する也度毎に八ツヽ弦を打也女子の時ハ宵暁二度
也これも夜引目の数の如く二三二以上七打也宵暁二度七ツヽ
弦打をする也男女共に弦打てやかて手をそゆる也度毎に
納る弦打也但是も引目射如く男子の時ハ宵に三夜中に二
暁三以上八なり女子の時宵に二夜中に三暁に二以上七弦
打をする也是ハ略儀也
一生る子の湯あふる時鳴弦とて弦打をする事秘説也三々三一
十度打也是も一打て少あひを置て打々する也度毎に
十度なから手をそゆる也男女にかハりハなき也諸事祝の時
又ハ祈禱の時弦打如此十度打也
一八幡殿義家鳴弦する事三ケ度也と申ハ弓の握を取て一度打
て少間を置て又一度打又少し間を置て一度已上三度打
給ふ也初め一度ハ弦に手を不添して三度めの時に手を添
給ふ是を鳴弦する事三度也と申来る也魔縁のもの
邪気退治なとの時儀也
一魔縁化生のものなと有て夜引目むねこしの引目なと射時ハ
畏て立時ハ右の足より踏出て三足踏て可射射果てハ例
式中に立時の足踏の如たるへし秘説也聊爾に伝事なかれ
一狐狸其外魔縁の者なと射時ハ右の足を前へ一足踏出して
射也急成時ハ足踏の不可及沙汰矢ハとかり矢にて可射也
鷹の羽山鳥の尾ニて矧たる矢にて右の足を踏出して魔縁の