翻刻!地震・災害史料

コレクション: NDL地震・火山

鶯宿雑記. 巻199-200 - 翻刻

鶯宿雑記. 巻199-200 - ページ 69

ページ: 69

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一鳴弦の事男子の時ハ引目の数の如く三二三と以上八也宵夜中  暁三度する也度毎に八ツヽ弦を打也女子の時ハ宵暁二度  也これも夜引目の数の如く二三二以上七打也宵暁二度七ツヽ  弦打をする也男女共に弦打てやかて手をそゆる也度毎に  納る弦打也但是も引目射如く男子の時ハ宵に三夜中に二  暁三以上八なり女子の時宵に二夜中に三暁に二以上七弦  打をする也是ハ略儀也 一生る子の湯あふる時鳴弦とて弦打をする事秘説也三々三一  十度打也是も一打て少あひを置て打々する也度毎に  十度なから手をそゆる也男女にかハりハなき也諸事祝の時  又ハ祈禱の時弦打如此十度打也 一八幡殿義家鳴弦する事三ケ度也と申ハ弓の握を取て一度打  て少間を置て又一度打又少し間を置て一度已上三度打  給ふ也初め一度ハ弦に手を不添して三度めの時に手を添  給ふ是を鳴弦する事三度也と申来る也魔縁のもの  邪気退治なとの時儀也 一魔縁化生のものなと有て夜引目むねこしの引目なと射時ハ  畏て立時ハ右の足より踏出て三足踏て可射射果てハ例  式中に立時の足踏の如たるへし秘説也聊爾に伝事なかれ 一狐狸其外魔縁の者なと射時ハ右の足を前へ一足踏出して  射也急成時ハ足踏の不可及沙汰矢ハとかり矢にて可射也  鷹の羽山鳥の尾ニて矧たる矢にて右の足を踏出して魔縁の