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翻刻
射様ハ三の引目を二をハ側に置て一ツを弓に取添てつくはひて
紐を納て独弓の足踏をしてかたぬきて袖を納めて可射引
目の落所ハ屋根又ハいつくへ落たり共不苦其人の棟を射
こすへし足踏はたけて射時前の左の足上て矢はなして後
足をしかと土へふミ付へし是ハ棟越の引目射時はかりに
限りたる事也異秘説也
一はなす弦打納る弦打とて二色在納る弦打とは常にする如く
弦打をしてやかて弦に手をかくる事を納る弦打といふ也
惣して弦打を何度もせよ後にしはつる時のをハ納る弦打と
いふ也又放す弦打とハ弦打をして手をかけすして其儘置ことを云也
一用心の時の弦打ハ四二三也先四打て少しあはひを置て二三打
也四二三已上九也何とも九ツヽ打也弦打の度ことに弦に手をかく
る也二打少しあひを置
一愁の時の弦打ハ三々三一以上十度也是も三ツつゝけて打て少し
間を置て打也愁にハ弦打て度こと三の内初二ハ手をそへぬ
也三度めをハ手をそゆる也十度めのをも手をそゆる也愁とハ
邪気退治なとの時の事也十度めの弦打をは納る弦打也
一 右此一帖豊後守高忠連々記置以證本令書寫者也
永正八年六月日 小八木若狭守忠勝判
築城記 同上
用害之事
山城ノ事可然相見也然共水無之ハ無栓候間努々水ノ手