翻刻!地震・災害史料

コレクション: NDL地震・火山

鶯宿雑記. 巻199-200 - 翻刻

鶯宿雑記. 巻199-200 - ページ 74

ページ: 74

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 遠くハ不可拵又水の有山をも  尾ツヽキを堀切水ノ近所の大木        カフキノ  ヲ切て其後水の留事有之       表   木戸ナリ  能々水を試て山を可拵也  人足等無体にして聊爾に取  懸り不可然返々出水の事肝要二候条可有分別末代人数の  命を延す事ハ山城の徳と申也城守も天下の覚を蒙也  日夜辛労を積て可拵事肝心也 一堀の高さ五尺二寸計サマノ長さ三尺二寸斗サマノ口の広さぬ  りたて七寸斗サマのカトを能おろして矢の出よき様に可拵也 一サマノ数は一町の西に三十ト申四町に百廿斗可然と也然共数之事  様体に依へし矢出て敵いたむへき処を見斗ひて多も可切也又  身とをりのさまなとゝ云て昔ハきらす候事候然共不入サマ  をハさまふたをしてふさく事なれハサマ多して不苦口伝多之 一矢蔵は堀のムねよりも二尺高く揚る也弓一張タツ程可然矢  蔵数多候事ハ可然候大にあけ【?】へからす小矢倉ハ七尺四寸斗可然候也 一矢クラノサマハ三尺斗口六寸斗サマの下八寸はかりたるへし 一弓かくしハ三尺はかり莚なと可然候口伝アリ 一木戸ハ柱間七尺柱ハいか程も太くて可然候寸法ハ不可有之候也 一木戸ハ凡如此一カイ有木ヲ十六角斗に削り候くわんの木  をして内よりさす横ニ木ヲ渡也シヲリ内へ明る也  片開きハ左へヒラク也