翻刻!地震・災害史料

コレクション: NDL地震・火山

鶯宿雑記. 巻199-200 - 翻刻

鶯宿雑記. 巻199-200 - ページ 76

ページ: 76

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一城の戸口をハ内の見えぬ様に右カマヘにひつゝめて外より内の見  えさる様に拵也又城のトヨリ内ノ少広く成様に可心得也 一城の木戸ト家の間ハ鑓を二タン三タン斗にツクル様ニ可心得也 一追手へ大手共敵ツク時ハ搦手より切て出る様ニ可拵也 一大手の口にサシ出候て半町はかりに内に塀四五間斗付外ニ  カヽリを焼也是をタヽラ塀と云也又出はりの塀共云也  此うちにカヽリ焼者居也 一城ノ戸ヲ内二間斗塀付る事アリ是を構塀と云也不入事か 一城ノ内も見えす又土居も高く家も見えさるを黒構と云也 一城ノ口より家も見え又土居もサクをフリ内の見ゆるをハ透構と云也 一サクノ木ノ長さ土ヨリ上六尺余たるへし凡一間の内に五本斗    可立但木ノ大小ニヨリ心得有へし人ノクヾラザル程に立へし横フ  チハ内ニアツヘシフチ四有へし下ノフチ膝のとをりにゆふへき也  縄の結めハ外に有様にゆふへし又外に横フチを結もあり  但それハやかて塀を可付心得也サクも塀の如く所々うちへ折  てゆふかツヨク能也又塀にするサクハ縄ゆいめ内に有へし  又山城の時ハ塀ひきく有へし 一モガリ竹ハ枝をソキてもくましき也又處々木の柱を立る也 一土居にさかもかりをゆふくゐをうち横木をゆひそれへ折かけ  ゆふ也又陸地にゆふハ竹の先を腰のとをりにあるほとに  本をひきくくゐをうちよこ木をゆふ也 一塀サクノ木モカリ何もすみをまハしてゆふ也角より敵ツクに