翻刻
【右丁】
初学(しよがく)を教(をしゆ)るは平常(つね)也。こゝに於(おい)て人物(じんぶつ) 山水(さんすい)及(および)。
もろ〳〵の画(ぐわ)の草体(さうてい)を輯(あつ)め彫(ゑり)て。童蒙(どうまう)画(ゑ)を
弄(もてあそ)ぶの便(たより)となす。この小冊(せうさつ)を懐(ふところ)にせば。席上(せきしやう)
即座(そくざ)の規矩(きく)【左ルビ:◦テホン】ともなりて。心(こゝろ)を慰(なぐさ)むの一助(いちじよ)
ならんかし
壬寅 応需
孟夏 松亭主人誌
【左丁】
面白(おもしろ)き風(かぜ)に
ふりあり
川柳(かわやなぎ)
【左下隅】
英泉画