翻刻!江戸の医療と養生

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団十郎蓬芥伝 - 翻刻

団十郎蓬芥伝 - ページ 13

ページ: 13

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子ともに きうを すへてやる にまめいりを する事此て めが まめになる やうにとのい はれなり 【豆煎り:煎り豆。灸治の療法食として煎り豆を食べさせる風習<十一ページ参照>】 それにすが りておとな もなを〳〵まめ になるやうにやいと すべ し とかく人は二八月 にはきうをたや すべからず 【右頁・下】 あさひひめくせ【救世】ほ さつ御おしへにて きうぢ【灸治】せし にたちまち やまひへいゆう【病平癒】し けるそれよりその きんへん くだん のことくきう をすへて長 くそく才【息災=健康】 に成たり 村中いゑ〳〵で此ことく きうを仕そく才なりますれ ど てうちそはきりによものあか をもちいますれはとうてもちとは 【手打蕎麦に四方の赤=銘酒を用いますれば、どう考えてもいささかは】 【左頁・下】 いた事【出費】 〳〵 さりながら人はそく才がかんぢ んみのよふしやう【身の養生】が大あたり〳〵 【左頁・右上】 なるほと〳〵まつ けんへき七のゆ十一 【肩癖(けんぺき)=肩こり】 十四さて は てんすう など でよ かろいつれ も五十そう □すへら成 れい 【左頁・中央】 御いしや さまわたくしがきう てんはおほし めしした いに  頼上 ます 【よものあか(四方の赤)=江戸時代、江戸日本橋和泉町にあった酒と味噌を商う四方久兵衛の店を「四方久(よもきゅう)」といい、そこの銘酒「滝水(たきすい)」を「四方の赤」というそうです。】 【そばきりは5ページにも「とうしやうあんのそはきり」の用例あり】