翻刻
一 浦々におゐて船を借り候て異国船のぬけ
荷を買取候もの有之由相聞え候自今已後
はたとへ初より其事の子細をしらすして
借し候とも其船の船頭水主はぬけ荷買取
候ものゝ同罪に行はるへく候然る上は諸国
浦々の船頭水主つね〳〵申合せをき候てもし
ぬけ荷買候ものに船を借し合せ候ハヽからめとり
候て長崎奉行所又は其所の御代官所地頭へ
なりとも程近き所え申出へしもし又船中
にてはとらへかたき事も候ハヽ何方へなりとも
船をつけ候所にて其所のものに告しらせから
めとり候て其所に預けをき是又長崎奉行
所又は其所の御代官所地頭へなりとも申出
へし其船頭水主には急度御ほうひを下さ
るへき事
一 浦々の船頭水主たとひぬけ荷買取候事を申
合せ候とも或は船中にてなりとも或は船を
つけ候所にてなりともぬけ荷買取候ものを