翻刻!江戸の医療と養生

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袖珍仙方 - 翻刻

袖珍仙方 - ページ 115

ページ: 115

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    みなく成就(しやうじゆ)し侍(はべ)りし ◯落下頦(らくかかい) おとがいのかきかねはつれたる事なり    病人(べうにん)を正(たゞ)しくかしこまらせ正面(しやうめん)より外(ほか)の人 頦(おとがい)を両(りやう)    の手(て)に持上(もちあ)げ両(りやう)の大指(おやゆび)を病人(べうにん)の口(くち)に入(いれ)一柏子(ひとびやうし)に    ふり上(あぐ)れば忽(たちまち)愈(いゆる)           外科正宗【四角の囲み線】 ◯傳尸労瘵(てんしらうさい)病付(やみつき)て間(ま)の無(な)き中(うち)に用(もち)ゆれば愈(いゆる)方(はう)     川椒(さんせう)内(うち)の白膜(しろみ)と目(め)とを取捨(とりすて)て川椒(さんせう)の赤所(あかきところ)ばかり     火(ひ)にて少(すこ)し炒(いり)汗(あせ)を出(いた)して後(のち)よくさまし粉(こ)     にして弐匁つゝ空心(すきはら)に食(めし)の湯(ゆ)にてのめは虫(むし)     下(くた)りてよし              種杏仙方【四角の囲み線】 ◯男女(なんによ)前(まへ)陰の毛(け)に虱(しらみ)わき出(いて)癢(かゆき)には     銀杏(きんなん)皮(かは)をとりて擦(すり)つけてよし     六要【四角の囲み線】 ◯又方     朱(しゆ)すりつけてよし           六要【四角の囲み線】 袖珍仙方《割書:畢》