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【右丁頭書】
○日のうちに風(かぜ)おこるはよし
夜(よる)変(おこ)るはわろし日のうちに風
やむはよし夜半(やはん)にやむはわろし
これは寒天(かんてん)のときの事なり
○東風(こち)急(きふ)なるは蓑(みの)笠(かさ)を備(そな)ふ
べし東北風も雨 南(みなみ)風はその日
たちまちに降(ふら)ず明る日かその
暮(くれ)にか必(かなら)す雨ふる西風北風は
おほくは晴也北風は西風より
いよ〳〵よし但(たゞし)春(はる)北風ふけば
時雨(しぐれ)おほし秋は西風にて雨ふる
南風は四時(しじ)ともに雨ふる南に
海(うみ)ある所は南風にも雨ふらず
といふ所あり東に海(うみ)をうけ
たる所も同じ乾(いぬゐ)風はかならず
はるゝゆゑにいぬゐ風を日吉(ひよし)
といふとぞ
【右丁本文】
を食椀(めしわん)に一はい入れ半分(はんぶん)にせんじたとへば日(につ)
中(ちう)におこるならば其前(そのまえ)までに残(のこ)らず用ゆべし
又方 一 辰砂(しんしや) 一 阿魏(あぎ)《割書:各等分》
右 糊(のり)にて大豆(だいづ)ほどに丸(ぐわん)じ一粒(いちりう)づゝおこる日の朝
用ゆべし又方
一 檳榔子(びんらうじ) 一 草菓(さうくわ) 一 川芎(せんきう) 一 百芷(びやくし)
一 青皮(しやうひ) 一 紫蘇(しそ) 一 半夏(はんげ) 一 良姜(りやうきやう)
右 常(つね)のごとく煎(せん)じ用ゆ《割書:熱(ねつ)つよきは|姜(きよう)を除(のぞ)く》又方
一 牛膝(ごしつ) 一 蕺薬(ぢうやく)
右二味をすり丸(ぐわん)じ早天(さうてん)に五粒用ゆ千日になる
瘧(おこり)たりとも落(おつ)べし又 落(おち)かぬるに
一 馬鞭草(ばべんさう)《割書:中》一 木香(もくかう)《割書:中》《割書:落兼る時は|大にくはふ》一 甘草(かんざう)《割書:少》
右つねのごとく煎(せん)じ用ゆ
【左丁 白紙】