翻刻!江戸の医療と養生

コレクション: コレクション3

広益秘事大全 3巻. [3] - 翻刻

広益秘事大全 3巻. [3] - ページ 32

ページ: 32

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【右丁頭書】 ○日のうちに風(かぜ)おこるはよし 夜(よる)変(おこ)るはわろし日のうちに風 やむはよし夜半(やはん)にやむはわろし これは寒天(かんてん)のときの事なり ○東風(こち)急(きふ)なるは蓑(みの)笠(かさ)を備(そな)ふ べし東北風も雨 南(みなみ)風はその日 たちまちに降(ふら)ず明る日かその 暮(くれ)にか必(かなら)す雨ふる西風北風は おほくは晴也北風は西風より いよ〳〵よし但(たゞし)春(はる)北風ふけば 時雨(しぐれ)おほし秋は西風にて雨ふる 南風は四時(しじ)ともに雨ふる南に 海(うみ)ある所は南風にも雨ふらず といふ所あり東に海(うみ)をうけ たる所も同じ乾(いぬゐ)風はかならず はるゝゆゑにいぬゐ風を日吉(ひよし) といふとぞ 【右丁本文】 を食椀(めしわん)に一はい入れ半分(はんぶん)にせんじたとへば日(につ) 中(ちう)におこるならば其前(そのまえ)までに残(のこ)らず用ゆべし 又方 一 辰砂(しんしや)  一 阿魏(あぎ)《割書:各等分》 右 糊(のり)にて大豆(だいづ)ほどに丸(ぐわん)じ一粒(いちりう)づゝおこる日の朝 用ゆべし又方 一 檳榔子(びんらうじ) 一 草菓(さうくわ) 一 川芎(せんきう) 一 百芷(びやくし) 一 青皮(しやうひ)  一 紫蘇(しそ) 一 半夏(はんげ) 一 良姜(りやうきやう) 右 常(つね)のごとく煎(せん)じ用ゆ《割書:熱(ねつ)つよきは|姜(きよう)を除(のぞ)く》又方 一 牛膝(ごしつ)  一 蕺薬(ぢうやく) 右二味をすり丸(ぐわん)じ早天(さうてん)に五粒用ゆ千日になる 瘧(おこり)たりとも落(おつ)べし又 落(おち)かぬるに 一 馬鞭草(ばべんさう)《割書:中》一 木香(もくかう)《割書:中》《割書:落兼る時は|大にくはふ》一 甘草(かんざう)《割書:少》 右つねのごとく煎(せん)じ用ゆ 【左丁 白紙】