東京学芸大学「学びと遊びの歴史」を翻刻!

コレクション: 学校教材発掘プロジェクト 6

増補職人往来 - 翻刻

増補職人往来 - ページ 7

ページ: 7

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【右丁 上段】 用事(やうじ)きこへかね るものなり用事の おもむきは箇条(かでう)に 上て書べきなり ▲人のため然(しか)るべから ざる噂(うはさ)わが身にあづ からぬ人の悪事(あくじ)取(とり) あつかふ事は遠慮(ゑんりよ) 有べし反古(ほうご)まぎれ ちりて身(み)の災(わざは)ひ を求(もとむ)る中立(なかだち)となる 事/世(よ)に多(おほ)し反(ほう) 古(ご)をむさと取(とり)切ら 【左丁 上段】 して他人(たにん)に披見(ひけん)せ られ人の非(ひ)を世(よ) に流布(るふ)すること 不仁(ふじん)の至(いたり)り【重複ヵ】也さつ そくに火中(くわちう)すべし ▲手跡(しゆせき)は風(ふう)おほく して文字の畧(やつ)し やうもいろ〳〵あり 但(たゞ)しやつしやうに よりて字性(じしやう)異(い) 体(てい)になりてよみ にくき字(じ)有/順(じゆん) 儀(ぎ)までの状(じやう)はよめ 【8コマ目上段へ続く】 【右丁 下段】 鎌(かま)連枷(からさほ)水擔桶(みづたご)龍骨車(りうこし)戽桶(なけつるべ) 拮槹(はねつるべ)筒車(みづぐるま)畚(もつこう)筐(かたみ)碓(ふみうす)碾(からうす)《振り仮名:𣇃臼|つみうす》【注】 挽磨(ひきうす)千石掻篩(せんごくとうし)杵(きね)簸(ひる)簾(とをし)蓑(みの) 笠(かさ)籮(ふご)檋(がんじき)橇(そり)肥(こやし)者(は)《振り仮名:下𦳊|しもごえ》干鰯(ほしか) 馬糞(ばふん)雪花菜(きらず)糠油絞粕(ぬかあぶらのしぼりかす)乾(ほし) 苔(のり)藁灰(わらばい)此類(このるい)也(なり)応(をうじ)_二其土地(そのとちの)作(さく) 【左丁 下段】 物(もつ)之(の)品(しな)_一宜(よろしく)計(はからふ)_レ之(これを)誠(まことに)農業(のうぎやう)者(は)生(せい) 民(みん)之(の)大本(たいほん)与(と)可(べし)_レ謂(いつつ)扨又(さてまた)工匠(こうしやう)之(の)輩(ともがら) 者(は)先(まづ)為(する)_レ首(しゆと)_二番匠(ばんしやう[を])_一也(なり)棟梁(とうりやう)大工(だいく)小工(せうく) 釿始(てをのはじめ)之(の)式法(しきほう)有(あり)惣而(さうじて)以(もつて)_二水盛(みづもりの)規(き) 矩(く)準縄(じゆんじやうを)_一定(さだめ)_レ之(これを)柱立(はしらだて)棟上(むねあげ)者(は)撰(えらふ)_二吉(きち) 日(にち)良辰(りやうしんを)_一事(こと)也(なり)御殿(ごてん)神社(じんしや)拝殿(はいでん) 【8コマ目下段へ続く】 【注 「つみうす」は「つきうす」ヵ】