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【右丁 上段】
病(びやう)をかまへあるひは
他事(たじ)に付ても偽(いつはり)
をかまえんと怠(おこたり)を
申ひらくことゆめ〳〵
有(ある)まじきことなり
書状(しよじやう)には勿論(もちろん)常(つね)
〴〵仮(かり)にも偽(いつは)りを
忌(いみ)おそるべしいかに
といふにその事を
いつはるに依(よつ)て後日(ごにち)
に其(その)人に参会(さんくわい)し
又/書通(しよつう)のごときも
已然(いぜん)の申わけを失(しつ)
【左丁 上段】
念(ねん)して大に相違(さうい)
する事ありしからば
其人の心ざしも
推量(おしはか)られて無念(むねん)
の事たるべし只(たゞ)廉(れん)
直(ちよく)のおもむきを以
て申ことはるべし
事のもれ安(やす)きを
つねにおそれて其(その)
独(ひとり)をつゝしむべし
▲状面(じやうめん)墨次(すみつぎ)の事
常(つね)のことなれば鍛(たん)
煉(れん)あるべし状面(じやうめん)
【10コマ目上段へ続く】
【右丁 下段】
恰好(かつこう)可(べし)_レ揃(そろゆ)_レ之(これを)《振り仮名:壁𣏓|かべぬり》者(は)以(もつてし)_二鏝堅(こて)
單板(こていた)定木(でうぎを)_一漆喰(しつくひ)大津(おほつ)泥藍(どろあい)
沙壁(すなかべ)下地(したぢ)小舞(こまひ)/全(まつたく)用意(ようい)之(の)事(こと)
翠簾屋(みすや)者(は)畫簾(ゑすだれ)絵筵(ゑむしろ)華(はな)
毛氈(もうせん)芦簾(よしすだれ)管簾(くだすだれ)畳刺(たゝみさし)者(は)雲(うん)
限縁(げんべり)大紋小紋縁(だいもんせうもんへり)紺縁(こんへり)備後(びんご)
【左丁 下段】
表(おもて)琉球表(りうきうおもて)珠数(じゆず)挽牽鑚(ひきろくろ)之(の)
細工(さいく)七寶(しつほう)四天錺(してんのかざり)水晶(すいしやう)之(の)陀妻(だつま)
珊瑚珠(さんごじゆ)之(の)百八(ひやくはち)檀特(だんどく)金剛樹(こんごうじゆ)
菩提樹(ぼたいじゆ)/木患子(もくげんじ)薏苡仁(すゞだま)蓮肉(はすのみ)
各(おの〳〵)依(よつて)_二宗門(しうもんに)_一繋(つなぐ)可(べし)_レ有(ある)_二差別(しやべつ)_一佛(ぶつ)
師(し)者(は)従(より)_二法橋(ほうきやう)定朝(でうちやう)_一相続(あいつゞき)而(て)数(す)