東京学芸大学「学びと遊びの歴史」を翻刻!

コレクション: 学校教材発掘プロジェクト 6

増補職人往来 - 翻刻

増補職人往来 - ページ 9

ページ: 9

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【右丁 上段】 病(びやう)をかまへあるひは 他事(たじ)に付ても偽(いつはり) をかまえんと怠(おこたり)を 申ひらくことゆめ〳〵 有(ある)まじきことなり 書状(しよじやう)には勿論(もちろん)常(つね) 〴〵仮(かり)にも偽(いつは)りを 忌(いみ)おそるべしいかに といふにその事を いつはるに依(よつ)て後日(ごにち) に其(その)人に参会(さんくわい)し 又/書通(しよつう)のごときも 已然(いぜん)の申わけを失(しつ) 【左丁 上段】 念(ねん)して大に相違(さうい) する事ありしからば 其人の心ざしも 推量(おしはか)られて無念(むねん) の事たるべし只(たゞ)廉(れん) 直(ちよく)のおもむきを以 て申ことはるべし 事のもれ安(やす)きを つねにおそれて其(その) 独(ひとり)をつゝしむべし ▲状面(じやうめん)墨次(すみつぎ)の事 常(つね)のことなれば鍛(たん) 煉(れん)あるべし状面(じやうめん) 【10コマ目上段へ続く】 【右丁 下段】 恰好(かつこう)可(べし)_レ揃(そろゆ)_レ之(これを)《振り仮名:壁𣏓|かべぬり》者(は)以(もつてし)_二鏝堅(こて) 單板(こていた)定木(でうぎを)_一漆喰(しつくひ)大津(おほつ)泥藍(どろあい) 沙壁(すなかべ)下地(したぢ)小舞(こまひ)/全(まつたく)用意(ようい)之(の)事(こと) 翠簾屋(みすや)者(は)畫簾(ゑすだれ)絵筵(ゑむしろ)華(はな) 毛氈(もうせん)芦簾(よしすだれ)管簾(くだすだれ)畳刺(たゝみさし)者(は)雲(うん) 限縁(げんべり)大紋小紋縁(だいもんせうもんへり)紺縁(こんへり)備後(びんご) 【左丁 下段】 表(おもて)琉球表(りうきうおもて)珠数(じゆず)挽牽鑚(ひきろくろ)之(の) 細工(さいく)七寶(しつほう)四天錺(してんのかざり)水晶(すいしやう)之(の)陀妻(だつま) 珊瑚珠(さんごじゆ)之(の)百八(ひやくはち)檀特(だんどく)金剛樹(こんごうじゆ) 菩提樹(ぼたいじゆ)/木患子(もくげんじ)薏苡仁(すゞだま)蓮肉(はすのみ) 各(おの〳〵)依(よつて)_二宗門(しうもんに)_一繋(つなぐ)可(べし)_レ有(ある)_二差別(しやべつ)_一佛(ぶつ) 師(し)者(は)従(より)_二法橋(ほうきやう)定朝(でうちやう)_一相続(あいつゞき)而(て)数(す)