能登半島の資料を翻刻!

コレクション: SHOSHO「能登」

能登名跡誌 - 翻刻

能登名跡誌 - ページ 10

ページ: 10

翻刻

宗あり昔は若山にありて真言宗なりし□中絶し て其什宝あり明(アキラ)とて御印いたゝき有小刀鍛冶 あり城跡ありしれす今氏神春日の社地になりて 有又飯田川とて若山川ともいへり源は南山村伽藍 村山ゟなかれて弐里余あり飯田の下の町端にて海 へ入也則長三拾八間の橋有此川筋登れは若山の 郷なり所々橋有此往来八太郎越とて鈴屋へ出る也 若山の郷村々多し      ある日飯田の市にいろ〳〵    市のめの津んさき喰ふわかめ哉 此山手に広栗村といふに定広とて平氏の筋とて有 隣村の鈴内村といふに定広の宮とて有日宮村と いふに大王といふ百姓あり昌樹寺とて臨西の禅宗有 又出田村といふに獺越坂とて有是は獺の越ゆるを 見て付し新道也此村に惣六とて百姓の家に 蓮如上人の書物多く抔伝へり経太村近し古戸 志彦の神社立給ふ近郷の宗社にて大社也神主 此也拾丁斗奥山に鞍掛とて神木の桜あり