能登半島の資料を翻刻!

コレクション: SHOSHO「能登」

能登名跡誌 - 翻刻

能登名跡誌 - ページ 11

ページ: 11

翻刻

大木にて花の頃は見物也宗末羽といふに薬水あり 湯に涌し用ゆれは諸病治する也則行基□□作の 薬師如来有大坊村に正福寺とて浄土真宗の大寺 あり盤若山いふ本尊春日の作の阿弥陀如来なり 昔天台宗にて色々宝物有延武村に延武はけ 利家公ゟ御扶持頂戴有山廻役あり其外此若山郷は 郷士ありて今も国兼村の国兼宗未義古国宗 清徳抔とて筋目あり又向村に了兼とて百姓は 禅宗なれとも古仏浄土真宗の宝物数多持伝へり 正月七日十五日は両度参詣多し此様に執  ありて 花の頃は見物也中村の願成寺と云禅宗あり又上戸 三ヶとて北方村寺社村南方也飯田ゟ村続きなり 此辺を大浜といふて塩多出来る所御塩蔵等 多あり北方村中へなかるゝ川を仮屋川といふ此川 の石銀石とて光有此仮屋橋といふ橋爪に三崎 権現の玉居の御仮屋ありし名あり此村に実 とて 利家公ゟ御扶持頂戴せし山廻役有又山手にに御塚と てあり黒嶺利家公御責の時御家来打死の塚の