翻刻
谷村近し都西寺とて云御坊に要害の城主の□
尊とて親鸞上人の古筆の名号あり正月七月十五日
ひろめ有岩坂村近し三俵■とて能き百姓有鹿
野村近し経方友未抔とて百姓あり中にも恒方は
利家公御扶持頂戴あり是等は越中阿尾城主菊地伊
豆守家来筋のよし氏神天満宮は霊社にてとくの宮と
いふ鮩(とく)といふもの海中より詣るとて鮩浜とて除て
あり併渡唐の言ひあやまりにや御神体渡唐天神
のよし妙住寺とて法花宗あり此寺の番神は飯田
山城にありしを移したるといへり夫木抄の哥に
君か代のためしと見ゆる長浜に
千程の貝の数もつきせし
《見せ消ち:正院|》より弐十四町本馬三拾壱文軽尻拾
飯田 九文人足八文家数三百軒斗二七ノ日市有
不残商家はんしやうなり
御塩代官壱人山廻役壱人在住十村役篠田氏あり
浄土宗大運寺とてあり本尊丈六の阿弥陀如来
なりひ仏のよし最勝寺浄光寺とて浄土真