能登半島の資料を翻刻!

コレクション: SHOSHO「能登」

能登名跡誌 - 翻刻

能登名跡誌 - ページ 47

ページ: 47

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いへり又拾七八町山に神目伊豆比古神社あり今幽なる小 社也宮森広し神目の宮といふ境内に八重桜とて 名木あり花の比は見物あり小又ヶ谷内といふ也昔は 藤の名所にて谷川へ花の多流しにより藤波の 名有由武左衛門とて山廻り役の古き百姓有此諸橋の 郷に神目伊豆彦の神社とて額打所有いかにや      真嶋の宮森松か枝にかゝれる藤の盛      成に往来の尼の帋折の一句とてみれは    藤の花 所縁(ユカリ)もならて墨衣      かゝ有しをゆふにやさしくおもひて    いかならぬ花の所縁に藤の門      宇出津ゟ壱里三町本馬五拾壱文軽尻三拾   波並 壱文人足拾五文家数六拾軒斗猟所      にて能き村也 此村は後藤飯盛抔とて古き百姓あり又次郎兵衛と言に 日の丸の籏川の皷とて有謂いかなる物やしれす又唐 伝とて骨継の名薬有獺の伝へし方といへり妙栄寺と て法花宗の能き寺あり是は飯盛弥左衛門とていひ