能登半島の資料を翻刻!

コレクション: SHOSHO「能登」

能登名跡誌 - 翻刻

能登名跡誌 - ページ 48

ページ: 48

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し人の開基寺のよし徳性寺とて禅宗あり慶専寺 といふ浄土真宗に蓮如上人の宝物あり毎年三月廿五日 弘めあり此谷内ゟ輪嶋等へ行道有又矢波村浦伝ひなり 往来にて拾町余あり寺田橋とて長拾弐間有脇に 広福寺とて禅宗あり村端に螺穴とて不思義成 洞あり此宮山王は村中にありて亀形の山にて風景 なり此往来に才の河原とて子共の多泣声夜々す る所有地蔵堂有て小石多積て有又七海村境に 連戸石とて此海中ゟあかり給ふとてあり又矢波の 散村に山手壱里斗に猪の平といふ有此村音無川と いふに薬水流て此水を汲て涌し用ゆれは浮腫の病 治する事奇妙也行基菩薩の作観音あり霊験あらた なり又七海村は往来浦伝へなり久作とて能き百姓あり 青瓦林とて大成竹林の枩山有則散村に青瓦を(と)いふ あり此所先年外は快晴なるに民家一両軒津波といふ 打て■したり不思義の事也此者共 䅗(ねジケ)たる心立 に天の■■なりといへり    案する津波といふは入海にあるといへ共此能