能登半島の資料を翻刻!

コレクション: SHOSHO「能登」

能登名跡誌 - 翻刻

能登名跡誌 - ページ 61

ページ: 61

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此海こと諏訪の海といへり則すわ大明神は此■に産 給ふ也此諸橋の郷に御旧跡有往古鵜茅葺不合命は 諏訪大明神也御母豊玉姫也隣村沖波村は浜続 き也是に産屋の宮とて所の氏神にて神主四 柳氏也御神躰豊玉姫也此所御産ありしとて御 御産所跡を小屋の間とてあり産屋の水とて霊 水有往来中に有り円(つふら)の宮とて不思義なる小山に 社あり御神躰鵜茅葺不合の命也山手にすわ大明 神の大社有宮森不残椎木原也是も白比丘尼の 植しとて皆植木也是にも神目伊豆彦神社と額 有前波稲荷社と神号の論旨有往来に開石とて あり又産屋を鵜の羽にて葺し鵜を取たるゆへ 鵜出 鵜(ウ)ヶ(カ)川鵜川抔とて地名あり惣して此諸橋 の郷は神地なるゆへに何によらす植るもの一年に二度 みのる霊地也今又小玉石とて此礒に寄ること松末世 の寄物といひつくしかゝる旧跡有に筑紫の鵜殿抔 とて諸□にもあり神代の事なれはいか給む    神も此産屋の水を汲はやし