能登半島の資料を翻刻!

コレクション: SHOSHO「能登」

能登名跡誌 - 翻刻

能登名跡誌 - ページ 64

ページ: 64

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     心かくれはなる時し哉 又東武の人の方へ此橋成就せしとしらせのふみ有 し返しに   身をつくしかけし鹿橋今そ来て     ふみ見るすへのたのもしき哉 此外詩哥連俳多し略す海にたわせる橋此国は 松百村の外希なりしに又爰に出来たり寄特成 事也又甲山とて一国の名山有海の尾崎に誠 に兜の鉢のことく丸きこと諸方より見ゆるに替る 事なし諸木生茂りて見事成こと類ひなき名山 也昔は阿曽良村といひしに此山により今甲村といふ 絶 に社あり則甲比古の神社と申奉る本地薬師如 来也神主大橋氏也此山腰奇名異名多く風景 言葉にのへかたし中にも夜毎火とほれる石あり 又天狗の爪研石とて西平になりに毎朝物を研 し跡有此山の腰少し石なれて海中に□塚 とて小嶋あり誠に銭つみたるよふすぎなり の小嶋也色々物語あり略す又大甲といふ高に