翻刻!いきもの図鑑

コレクション: 本草図譜(くずし字)

本草図譜. 巻46-48 - 翻刻

本草図譜. 巻46-48 - ページ 76

ページ: 76

翻刻

【右丁】 繁縷(はんる)  はくべら《割書:和名|鈔》   はこべら    はこべ   ひつる《割書:備|中》    あさしらけ《割書:加|州》     ひんつる《割書:越|後》   アルシネミュール《割書:羅|甸》    鵝児腸(かしてう)《割書:救荒|本草》 鶏肝(けいかん)《割書:証類|本草》  山野 道傍(みちはた)又 人家(しんか)庭際(ていさい)多(おほ)く生(せう)す秋冬(あきふゆ)の間(あいた)葉(は)小(ちいさ)く地(ち)に附(つ)き春月(はる)漸(やうや)く茎(くき)  を抽(ぬきん)し葉 闊(ひろ)さ四五 分(ふ)或は一寸 許(はか)り対生(たいせい)し茎(くき)の頭(かしら)に岐(また)を分(わか)ち花(はな)あり  十弁にして白色なり二弁並ひ五弁の如(こと)くに見(み)ゆ後(のち)蒴児(さくし)を結(むす)ふ殻(こく)の  中(なか)に黄褐色の細子(さいし)あり 【左丁】 一種  うしはこべ   やまはこべ  深山(みやま)陰地(いんち)に生(せう)す  葉大にして円(まる)く花  も大にして三四分  白色 十弁(しうへん)なり 【二十四行六字目「円」のルビ「る」の○の部分は払い(「ろ」ヵ)の上から書いている】