翻刻!いきもの図鑑

コレクション: 本草図譜(くずし字)

本草図譜. 巻46-48 - 翻刻

本草図譜. 巻46-48 - ページ 81

ページ: 81

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【右丁】 苜蓿(もくしゆく) むまこやし《割書:和蘭本草にコクレアリアの類(るい)は|獣類を養(やしなふ)に用(もち)ゆといへり》 まこやし    みつば ゑんざつる《割書:城州実の形ゑんさに|似たるゆへに名つく》 のつるさう    ヘルトアンテイヒ《割書:蛮|名》 懐風(くわいふう)《割書:西京|雑記》 寛皮草(くわんひさう)《割書:中山|質問》    薩必栗迦(さつひつりつか)《割書:梵|語》 蘿止蘿多(らしらた)《割書:同|上》  田村氏云漢種のもの享保年中 持(もち)きたり江戸 護持院(こしいん)の野(の)に種(うゆ)  るといへり今(いま)は処々(しよ〳〵)原野(けんや)にあり秋月 実(み)より生す細き茎(くき)蔓(つる)のことく  地(ち)に搨(たう)す葉(は)は胡枝子(こしゝ)《割書:は|き》に似て小にして浅(う[あヵ]す)く鋸歯(かゝり)あり一茎三葉 品字(ひんし)  をなす春月(はる)茎(くき)長(なか)さ一尺 許(はか)り梢(こすへ)の葉(は)の間(あいた)に小黄花を開く形又胡  枝子花に似て小なり後(のち)莢を結(むす)ふ屈曲(くつきよく)して形 円(まる)くして大さ三分 許(はか)り  軟(やわらか)き剌(とけ)【刺ヵ】あり中に小く扁き子あり是(これ)時珍(しちん)《振り仮名:結_二小莢_一|せうけうをむすふ》円扁(ま▢[ろヵるヵ]くして)【注①】施転(せんてん)【注②】有(し)  《振り仮名:_レ剌|あり》【刺ヵ】といふものなり 【左丁 文字無】 【注① 「円扁」は「円而」ヵルビが異なるヵ。『これこれ草 2巻. [1]』コマ25は「マロクヒラ」、『花彙 草部4巻木部4巻. [1]」コマ86は「マルクヒラタシ」(以上二つは「翻刻!いきもの図鑑」-「コレクション2(楷書)」)。『本草図譜. 巻40-42』コマ57には「円而(まるくして)」が有。国立公文書館デジタルアーカイブも「円扁」(『本草図譜巻之47・48』コマ50 https://www.digital.archives.go.jp/img/4676185)。】 【注② 「施転」は「旋転」ヵ。国立公文書館デジタルアーカイブ(右注と同)も「施転」。】