翻刻
【右丁】
一種
仙人穀(せんにんこく) ひもけいとう
【左丁】
文政十二年種西国より来(きた)る葉(は)は莧(けん)に似(に)て狭(せは)く茎(くき)淡紅色(うすあかいろ)高(たか)
さ三四尺秋月 穂(ほ)をなして長(なか)さ一尺に及(およ)ふ深紅色下に垂(たれ)て粟(あは)
の穂(ほ)の如(こと)く紅き子(み)あり炊(いり)て菜(さい)に加(くわふ)れは頗(すこふ)る香(かんは)し故(ゆへ)に俗(そく)
に仙人穀(せんにんこく)の名(な)あり然(しか)れとも蕎麦(そは)と同(おなし)く食(しよく)すれは死(し)に
至(いたる)といふ
【八行十一字目「炊(いり)」は「炒」ヵルビが異なるヵ。国立公文書館デジタルアーカイブも「炊」(『本草図譜巻之47・48』コマ55 https://www.digital.archives.go.jp/img/4676185)。】