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々
別本島原記曰二月廿一日夜討之時一両日前ゟ
城内之者共数千人ていう春々と同音尓高く
宗門の唱夜に申候是は突て出る時城内之物
音を敵に知らせ間敷き事之謀なり
又曰仕寄場に有之勢籠竹束に火を附焼立又寺
沢陣与鍋島殿間に高ん屋物売て小屋懸之町
家少有之夫に茂火を懸け焼立候一揆共兼々
火を付可申仕度にて鎗を削か希尓して面々
腰に差罷出候而味方に有之篝之火を附連は
焼申候
又曰伊豆守諸手江之夜廻り番として天子八兵
衛岩上角之助与云者両人黒田陣へ打廻り候
則夜討に出合手に逢申候将亦心懸強き者冥
加に叶ひ候哉紀伊大納言殿使者山中作右衛
門与云者右両人に断夜廻りに同道に而見物
に参候処に参会手柄仕候何茂諸家に使者け
様之時抔其手々江相詰居申候節に者内々伊
豆守方江指物書付被取候故各伊豆守本陣へ
詰居申候に付夜討之手に合候者無之候