キリシタン関連史料を翻刻

コレクション: コレクション1

切支丹御退治記 49巻. [7] - 翻刻

切支丹御退治記 49巻. [7] - ページ 18

ページ: 18

翻刻

 二之丸之揚簀戸に差付て数百挺之鉄炮を打  懸る故郷人手指扁きゆう無り希里  一本に此時之夜討松平右衛門佐陣所ゟ寺沢   兵庫頭之手先江なた連夫ゟ鍋島信濃守有   馬玄蕃頭仕寄之前を横に日之江口江引入   たりと記置り此類を相違は余多阿連は論   春るに足ら怒事なから此説殊に信し難し   いか尓とな連は二月下旬に到而当手之仕   寄出丸脇江付込たれは一揆共仕寄前を横   に可引取様更に無し亦此時当手江首十五   討取たりといへ共虚節也 小笠原譜曰二月廿一日之夜敵ひそか尓城ゟ出  て寄手を討といへ共火攻か陣者程遠き故敵  寄来ら春 鍋島家書上曰二月廿一日之夜一揆共城中ゟ打  出寺沢兵庫頭陣之柵を破相戦則時に信濃守  手之陣江押来り先鍋島若狭備に取か希候若  狭備を立かため鉄炮を揃放し賊数多討取候  故一揆等親族家老多久美作備に押懸り陣屋  に火を放乱入致候に付消留可申与仕候を美