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む父飛騨守是を遠見し合之御幣之指物は左
衛門佐与見江たり扨々尓くきやつ哉左衛門
御掟を背き城乗仕候留可申迚豆州之前を立
左衛門追続無二無三に乗込を鍋島勢是を見
て御目付父子を討せ者後難如何与紀伊守甲
斐守多勢を下知して城中江乗入連三之丸を
攻取時に城兵数多出合難防戦此頃餓飢に及
ふ郷民等精力尽き一戦に打負数百人討死し
或は被生捕斯而鍋島勢炮烙火矢に而三之丸
を焼立浪人藤原七兵衛茂火を城中之家屋に
放而同時に焼立直に二之丸江攻入らんとす
城兵等粉骨を尽し依防戦早速は難攻取相支
而勝負を不決
又曰二月廿七日午刻鍋島人数右之出丸近く仕
寄を付るに自然敵徒自城中可伐出歟与用心
して鎧武者三百斗竹束之陰に隠し置段々に
仕寄を付る諸手之面々是を見而信濃守城乗
之様子也何茂相劣候間敷者をと存し惣攻之
触無之に依而皆々上使之下知を相待黙止居
之処に鎧武者は城責之ゐに而者無く仕寄場