キリシタン関連史料を翻刻

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切支丹御退治記 49巻. [7] - 翻刻

切支丹御退治記 49巻. [7] - ページ 84

ページ: 84

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 丸斗にして何も明日は惣責せんと相待候内  にも有馬父子先達て城近く詰寄居候其夜急  に雨降候得共暫有て雨晴星出る 又曰黒田右衛門佐攻取搦手大江口と云所之地  常に仕寄も難成候間諸事不自由に候所今日  惣軍情を出し手負討死に不相構無躰に攻入  大江口松山を責取天草一揆郷民等数多討取  直に本丸江攻入らんとす是も日暮其侭ふ叶  今宵は大江丸に陣取明暁を待居候此時右衛  門佐諸臣を集此頃中陣所難所に而仕寄も諸  手におとる之上に又今日鍋島に先をせられ  欝憤に思ふ処也汝等明日は情を出し一番に  本城を可攻取也某一命を軽先登春へし志阿  らん先は某に可随与有り家老黒田美作申様  某老極之思出に御采幣を給り先陣仕与望み  尓固て右衛門佐感悦して則采幣を賜り上下  心を一致にして明朝本城之一番乗に心懸候 又曰今度島原一揆之内山田右衛門作与申者元  来有馬左衛門佐譜代之武士多年浪人与成居  けるを一揆相かたらひ城中江楯籠り原城本