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腰を懸け敵味方之様子をなかめ居申候右衛
門佐御覧候て被申候は美作事我等祖父如水
以来及聞たる程も無之候何迚一廉不仕候哉
老も仕腰もぬ希たると怒り給ふ睡鴎申は未
見斗ひ御座候間能時分是ゟ御左右可申候其
節御下知候而御乗らせ候得と少しも不騒申
に付右衛門佐一人せき被申候手討にも被成
度被存候得と母無隠睡鴎之事与云其上舎弟
黒田市正江入被申候而先睡鴎申所をも被聞
召候様に与諫被申漸有而睡鴎父子再拝を持
而最早時分能迚諸卒を勇め候得者即時に天
草丸を乗崩し申候誠前広及両三度右衛門佐
下知候ても乗入不罷成候処に睡鴎唯一度再
拝を取味方を進み候得者乗込候に付て右衛
門佐殿も飜先非睡鴎を信仰被申候黒田者上
下弐百拾弐人枕を並討死す其外手負千人に
余分其夜は天草丸を取敷
天草軍記曰二月廿七日惣攻之時有馬父子立花
父子板倉兄弟両小笠原寺沢等幷 上使御目
付衆中茂無残人数を出し悉外曲輪を攻取本