キリシタン関連史料を翻刻

コレクション: コレクション1

切支丹御退治記 49巻. [7] - 翻刻

切支丹御退治記 49巻. [7] - ページ 93

ページ: 93

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 賊徒残り居申故ゐ御時被成之由尤之義也氏  鉄信綱も今夜は二之丸に罷在へし先手之衆  中攻口に柵をも振り一宿可仕給与挨拶而数  百之笧を焼せ各城内に陣を構ふ後に聞けは  本丸に男女二間斗りも取竜り居たる由也先  手衆最早穴小屋斗に此彼二間三間残りたる  様に聞侮里其夜敵夜討にも出多りせは味方  敗軍も有ては一入後也迄当所不案内之恥辱  たらん処に信綱思慮残からさる故成迚各法  にせ里是を信綱氏鉄之大き成誉連場之手柄  与可云之由武功有御人語ら連希る登也 又曰二月廿七日午之后刻氏鉄本江信綱行諸将  を寄て明廿八日惣攻申度可有旨其前にも被  責と云江共時至らさる故相延之由也然る処  に廿七日之朝鍋島勝茂先手之者共出丸へ上  るを見而俄に諸勢馳来時に二之丸に焼込有  り失火加なと云けるか忠利は馬に乗り信綱  陣江行かるゝ尓道にて此躰を見て直に三之  丸江乗付らる乗皆之馬一疋是に小姓頭乗る  供に随ふ所に有吉市郎兵衛十五歳尓て小姓